|
|
|
|
≪子供の偏食に悩んでいた日々≫
我が家の娘は3歳までは本当に食事をさせるのが大変でした。離乳食までは、ぱくぱく美味しそうに食べていたのになぜこんなにも食べてくれないんだろうと悩み続ける日々。
とにかく好きな食べ物はおにぎりとうどん、カレーライスだけ、肉や魚は嫌い、野菜類も嫌い、果物もバナナくらいしか食べてくれませんでした。
ですから野菜をとらせる為にはカレーやホットケーキ、お菓子に混ぜ込んだり、ジュースにしたりして食べさせていました。流動食は食べれても、固形物を飲み込みきれないのではないかと心配は膨らむばかりでした。
そんな時、風邪で小児科を受診した際、子供の偏食について相談をしてみました。その時アドバイスいただいたのが、ご飯を食べるんですからいいじゃないですか、あまり深刻に考えなくて大丈夫、多少の好き嫌いがあるにしても食べるようになりますよ。あまり栄養、栄養って考えないでもっと食事(食べる事)は楽しいよ〜っていうのを子供自身に自然と伝わるような工夫をしてみてはどうですか?と言われ少し考え方を変えてみました。
偏食克服@:親子でクッキング&味見
子供が全然食事に対して興味を示さなかった頃、必要以上に外遊びを増やしてお腹を空かせたり、ご飯を食べなかったらおやつをあげなかったり、その当時親としても毎日のことなのでやれる事はやろうと必至でした。
しかし親の気持ち、行動とは裏腹に子供は食べてくれない。そんな時、せっかく作ったのにどうして、なぜ食べてくれないの?何だったら食べるの?といっぱいいっぱいの気持になっていました。
「いつもご飯作ってあげてるのに食べてくれない」この考え方を変える為に一緒に料理をする事にしました。勿論、今の子供ができる範囲の事を手伝わせて、例えば野菜を洗う、調味料を混ぜる、後は一緒にできる事を一緒にするといった感じです。勿論、無理やりではなく子供をその気にさせてからです。
ホットケーキならホットプレートを出して机で一緒に楽しくできます。料理をしながら食材に興味を持たせ、調味料に興味をもたせ、たまに味見とかしながら、味が足らないもう少し砂糖、塩、マヨネーズなど入れてなど言いながらペロッと舐めたり、そんな経験もさせながら、料理が完成して、食べてもらって、美味しいと言われる。
自分が作って食べてもらって褒められる喜びを子供ながらに実感して食に対する意識が変わってきたように思います。私も子供も。
偏食克服A:保育園入園をきっかけ 好き嫌いが多いな〜と思いながらの保育園入園。登園拒否はあったものの園生活に一度入るとそれなりに過ごせていました。
給食初日、先生から報告受けたのが今日はうどんでしたが、ねぎを一つづつよけていたそうで、うどんを半分食べて後は食べませんでしたと言われました。
やっぱりか〜と思いましたが、園の先生は大丈夫です。友達と一緒ですからいつか絶対食べるようになります。と力づよく言ってくださりました。
それから少しづつですが色々なメニューにも対応できてきて、スピードは少し遅いですが完食できるまでに成長。
給食に慣れてからは、家で出た食材もこれ保育園で食べた〜と言いながら食べてくれたり、保育園の方が美味しいなんて言われたりもしましたがOK!OK!って感じでした。
偏食克服B:入院をした時 大人も子供もそうですが食べ物が豊富にあると、やっぱり食べたい物、好きな物が食べたいと思うものです。そして食べたい物は
今のこの時代すぐに手に入りますし、子供もそれが当たり前だと思っています。
娘が年少の秋頃、逆まつ毛の手術で2泊3日の入院をする事になりました。手術前日は夜9時から絶食をするよう言われ、ただ
手術当日朝はプリン又はヨーグルト程度の食事ならOKという事で、それをすませると午後手術を受けました。
その日19時までは何も食べられない、何も飲まれないを余儀なくされて娘もイライラ状態、お腹も喉も渇いていたようでしたが疲れの方が先に来てその日は寝てしまいました。
そして翌日退院の日を迎え、娘にとって久しぶりの食事は病院食でしたが、その食事を見ての第一声が美味しそうでした。
お世辞にも美味しそうと思える感じの食事には見えませんでしたが、それがその時の娘の素直な気持ちだったんでしょう。
普段、初めての食べ物を口にする時、これ何って言いながら慎重に食べてますがその時は何も言わず綺麗に食べてしまいました。
この娘の入院を通して親の私も当たり前のようにある食べ物(食材)をもっと大事にしなきゃという気持ちにさせられました。
。
≪おまけ≫
今の娘の嫌いな食べ物はオムライス、なぜかケチャップご飯は嫌いみたいです。食材を嫌いと言われる事を考えれば調理の仕方でどうにでも対応できるので随分成長してくれました。ちなみに6歳現在好きな食べ物は、ホウレンソウの胡麻和え、きんぴらごぼう、マーボー茄子かな・・・
|
|
|
|
|
|
|
|